この場合の1は基地局、多数はそのエリア(セル)内の端末になります。
ブロードキャストというのは放送とかにも使われてます。
例えば株式会社秋田放送は
【Akita Broadcasting System, Inc.】
と英語表記されてます。(だからABS秋田放送という)
【Akita Broadcasting System, Inc.】
と英語表記されてます。(だからABS秋田放送という)
セルブロードキャストについて
台風三号が愛知県付近を通過中に私のZenFone3 ZE520KL Android7に届いたセルブロードキャストのスクリーンショットです。内容は、いわゆる竜巻注意情報です。
『対応しているハズだが未確認』
というものでした。
ZenFone3に竜巻注意情報が届いたので、恐らくは緊急地震速報や国民保護情報など、キャリア発の緊急情報を本文共々受信出来るだろうと思われます。
以前の投稿で、ZenFone2には洪水の可能性からの避難情報が届いたと思われる時も『ETWS』と表示されるだけと書きました。
(ETWS=Earthquake Tsunami Warning Systemの頭文字)
7月5日に緊急地震速報を組み込んだ避難訓練が予定されていましたが、気象庁は島根県や九州北部などの豪雨により中止しました。
(特別警報発令していたため)
こういう訓練はソコソコの頻度で行われています。
ZenFone2 Android5の時の表示。
(過去記事より転用)
単にこの表示だけだと、地震津波警報とは読み取れますが、実は避難勧告だったり、竜巻注意情報だったりする可能性もあり、何がなんだかわからないというのが問題でした。
ですので、現状シムフリー端末ではYahoo!防災速報を併用するのが望ましいわけです。
ついでに国民保護情報(J-alert)について。
7月4日に北朝鮮からミサイルがロフテッド軌道で発射され、約40分間飛翔し日本海の排他的経済水域内に着弾しましたが、国民保護情報は発せられませんでした。
発せられたのは、海上保安庁からの船舶向けの航行安全情報と国交省からの航空機向けの情報のみ。
なぜ、国民保護情報が発せられなかったのか?
単純です。
ミサイルによる国民保護情報発報は、我が国の領土領海に着弾する可能性がある場合のみです。
排他的経済水域は、領海よりもさらに広く、日本海の場合は我が国から大陸や半島までのおおよそ半分くらいまでの距離があったりします。200海里と明確な数字もありますが。
今回のケースにおいて
国民保護情報(J-alert)が発せられないのは
正常なことです。
今回のことで国民保護情報が発せられたら
逆に異常なのです。
Web上や報道でも、J-alertなんで鳴らないんだ?とかいろいろデマ飛び交ってますが、しっかりと仕組みを把握しましょう。
そう複雑な仕組みではありませんから。
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